NCL、2021年7月よりヨーロッパとカリブ海でクルーズ再開へ
ノルウェージャンクルーズライン（NCL）によると、保有クルーズ船17隻のうち「ノルウェージャン ジェイド」「ノルウェージャン ジョイ」「ノルウェージャン ジェム」の３隻を、それぞれ定員を減らして運航する。
2021年7月25日のギリシャの島々を巡る7日間クルーズ（アテネ＝ピレウス発／ノルウェージャン ジェイド）を皮切りに、8月7日にはモンテゴベイ（ジャマイカ／ノルウェージャン ジョイ）、8月15日にはプンタカナ（ドミニカ共和国ラロマーナ／ノルウェージャン ジェム）より、それぞれ1週間のカリブ海クルーズに向け出航する。
画像提供：ノルウェージャンクルーズライン
同社はこの1年、最新の科学的知見や専門家のアドバイスを活用して、すでに導入済みのプロトコルをさらに発展させることで万全な体制を目指してきた。さらに親会社のノルウェージャンクルーズライン･ホールディングスは、① （ゲストと乗組員の安全のため）ワクチン接種必須と健康スクリーニング手順の強化 ② 船内での安全のため医療レベルの「空気ろ過装置」「衛生対策強化」「医療資源」の強化と責任あるフィジカルディスタンス ③ 港地での安全のための地上ツアーオペレーターと協力した対策強化の確認、の3つの柱で構成される保健と安全のプログラム「SailSAFE」を最近スタート。さらに委員会「SailSAFEグローバルヘルス＆ウェルネスカウンシル」の立ち上げも発表している。
今回のヨーロッパとカリブ海におけるクルーズ再開を受け、ノルウェージャンクルーズ ライン社長兼CEOのハリー･サマー氏は、「新型コロナウイルスのワクチン接種が開始され、今後はワクチンと同社の科学的根拠に基づく健康・安全プロトコルを組み合わせることで、健康と安全に配慮した洋上の休暇が提供できることを確信している」とコメントしている。
なお、2021年10月31日までのクルーズゲストについては、乗船前にワクチン接種と健康診断が完了していることが必須となっている。
Norwegian Cruise Line
URL |
|---|