キャセイ、2020年6月末までの運航計画変更を発表
キャセイパシフィックグループは11日、2020年6月末までの路線運航計画変更を発表した。6月1日から6月20日は成田/香港路線を週3便(火木土)体制で、6月21日から6月30日までは成田と大阪路線をデイリーで運航。新型コロナウイルスの感染拡大による各国の出入国規制強化および旅客需要の減退がしばらく続くと予想されることから、ネットワーク全体で供給座席数は平常時の約5%の水準に留まる。
日本発着路線以外では、6月1日から6月20日までキャセイパシフィック航空が香港発着のロンドン(ヒースロー)、ロサンゼルス、バンクーバー、シドニー、デリー線を週2便で、香港発着の台北、マニラ、バンコク、ジャカルタ、ホーチミン、シンガポール線を週3便体制で運航。一方、キャセイドラゴン航空は香港発着の北京、上海(浦東)、クアラルンプール線を週3便体制での運航を予定している。
また、6月21日から6月30日までは、香港発着のロンドン(ヒースロー)、ロサンゼルス、バンクーバー、シドニー線が週5便、香港発着のアムステルダム、フランクフルト、サンフランシスコ、メルボルン、ムンバイ、デリー線を週3便、香港発着のソウル、台北、マニラ、バンコク、ジャカルタ、ホーチミン、シンガポール線を毎日1便体制で、いずれもキャセイパシフィックが運航し、香港発着の北京、上海(浦東)線をキャセイパシフィックまたはキャセイドラゴンが毎日1便を運航する。キャセイドラゴンは、さらに香港発着のクアラルンプール線を毎日1便体制での運航を予定しているが、いずれも各国・地域の渡航制限により変更となる可能性もある。
なお、航空貨物需要に対応するため、貨物専用便の運航は通常のスケジュール通り維持し、貨物チャーター便や旅客便の貨物搭載スペースと客室を使った貨物輸送による輸送能力を増強する。
◆ 2020年6月、日本発着路線の運航計画(政府認可申請予定)。
便名 | 出発地 | 期間 | 運航日 |
成田/香港 | *CX521/CX520 | 6月01日~20日 | 火・水・土 |
6月21日~30日 | 毎日 | ||
大阪/香港 | CX507/CX506 | 6月21日~30日 | 毎日 |
- CX521/CX520:6月9日、11日、16日はCX527/526便で運航
- 便名、運航スケジュールは予告なく変更となる場合があり
- 上記以外の日本発着路線(羽田、名古屋、福岡、札幌、沖縄)の旅客便は運休継続
Cathay Pacific
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