ガーデン・ウェディングの例

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ウェディング・セレモニーの実際


 まず今回の結婚式では、花嫁さんの希望が「海の見えるグリーンの芝生のお庭で挙げてみたい」ということだったので、場所はヒルトン・ハワイアン・ビレッジのラグーン・ガーデンを選んだ。このラグーン・ガーデンは、ヒルトンの広い敷地内のラグーン側にあるため人通りも少なく、緑の芝生にヤシの木陰が涼しげなたたずまいをつくるという、理想的な環境になっている。

 その芝生の中央に、真っ白いウェディング用のアーチをしつらえ、真紅のカーペットのバージン・ロードが敷かれ、写真のような結婚式場となった。

 結婚式への参列者は、新郎新婦の両親をはじめ、兄弟、親戚、友人など総勢35名で、列席用の白い椅子が並べられ、花が彩りを添える。

 参列者は、待合い室となったホテルのラウンジに時間までに集合していただき、その間ガーデンでは式のリハーサルを行う。

 新郎の希望で、ガーデン・ウェディングとはいえ教会内での結婚式と同じような式次第で行いたいということになり、新郎の友人がベスト・マン、アッシャーを、新婦の友人がブライド・メイドをつとめることになった。

 控え室からアッシャーに案内されて参列者一同が席につくと、ベストマンの先導で新郎両親、アッシャーの介添えで新婦の母親が入場して着席する。続いて牧師の先導で、花婿とリングを持ったベストマン、ブライド・メイドが入場、全員起立してカヒリ・ガードの先導で父親に付き添われて入場する花嫁を迎える。

 牧師の結婚式開始宣言の後、花嫁の父が2人の結婚を祝福し「花嫁の父として娘を花婿に託す言葉」があり、新郎新婦が神の前で夫婦の愛を誓い、指輪の交換、夫婦成立の宣言と続いて式は山場を迎える。

 ベストマンとブライド・メイドが用意していたレイを、花嫁は花婿の父と母に、花婿は花嫁の父と母に、それぞれお礼と誓をこめてプレゼントをする。

 用意された結婚証明書に新夫婦が署名、ウィットネスとして双方の父親も署名して、式はとどこおりなく終るという手順であった。

 記念写真は、ウェディング・アーチをはじめ、これにやしの木陰や背後に広がるエメラルドの海が加わるという寸法で、舞台装置は満点。花婿花嫁を家族や友人が代わる代わる囲んで絶え間なくシャッター音が響く。

 無論、プロのカメラマンには式の模様から記念写真の撮影まで全てを依頼ずみだから、問題はない。まさに和気あいあいの楽しい一時があっと言う間に過ぎて行く、という感じであった。

 カヒリ・ガードについては、「裸の男性が、、、」と戸惑う向きもあったが、ハワイの王様の象徴である「カヒリ」のもとで、結婚の式をあげるというハワイならではの意味が込められているのだからということで、納得してもらった。それも、オアフ島をあらわす黄色のカヒリは、白とグリーンとブルーだけの単調な色彩に終わらず、華やかな色を添えることが出来るものであることも、今回改めて教えられた。

 両親へのレイのプレゼントもハワイならではの習慣で、ここまで慈しみ育てて下さった両親へ感謝の気持ちをあらわしたものである。

 レイは、ハワイのオアフ島での結婚式にふさわしく、オアフ島の花であるイリマを中心に薫のよいピカケと神聖なティの葉を編んだものを絡ませてみた。無論、父親の着る黒のタキシードに映えることを考えて選び、母親にはバンダ・オーキッドを編み上げた気品のある豪華なレイを選んでみた。

 後日、日本では見られない美しいレイを気に入った両家のご両親とも家に持ち帰り、ドライフラワーにして、ほのかな薫を楽しまれたと聞き、花ひとつでも心を込めて選ぶことの大切さを今更ながらに、教えられる。

 ちなみに花嫁のウェディング・ドレスは自前だったが、そのドレスにあわせて、かねてから自分の結婚式で身につけてみたいというデザインのブーケを造らせてみたが、花嫁のための小道具がすべて、お祝いや友人からの贈りもの共々、いつまでも思いでに残る品々となったことは嬉しい限りだ。


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