番外: オンフラール

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オンフラールの旧港



私の拙い旅行記におつき合いいただき有難うございました。
今回の旅行で寄るつもりが、日程上の関係で寄れなかったオンフラールについて、番外として集めてみました。なお、私のオンフラールの訪問は1980年1月で、掲載している写真も当時のものです。

新港南岸から眺めたオンフラールの町
手前の白い建物が市庁舎



 

フランスで唯一存在する木造の聖カトリーヌ教会(左)と
古い石造りの聖エティエンヌ教会(右)




【ミニ・メモ】  HONFLEUR (オンフラール)


オンフラールはセーヌ河の西側の河口近くに位置する、ノルマンディーで最も古い港町である。町の幾つかの港とセーヌ河とは運河で繋がっている。写真などで有名な旧港は現在ではヨットハーバーの感がある。旧港の周りには古い木造の建物が並び、中世からの美しい景観が保たれている。

印象派のモネの師である画家ブーダンが住んだ町で、コロー、シスレーなど多くの印象派の画家達もこの町を訪れ、旧港などを描いている。この町にあるブーダン美術館にはブーダンやモネの作品はもとより、多くの印象派の画家の作品が展示されている。

町の後方の丘に登ると、オンフラール全体の景観に加え、広大なセーヌの河口とオンフラールの港に繋ぐ運河,対岸のル・アーヴルの町の眺望が楽しめる。

オンフラールは鉄道が通っていないので、カン、リジュー、ル・アーヴル、あるいはドゥーヴィルあたりからのバスを利用するしかないがバスの便は少ない。パリからはリジューへ出てバスを利用するのが最短。

90年代に入ってセーヌ河口近くにノルマンディー橋が開通してからは、ル・アーヴルとの距離がかなり短縮された。



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