徳を尊ぶマナー

2010年11月24日 掲載

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絵:阿部真由美



英国では「徳」Virtue の世界をを尊びます。

英国でのフェアープレイとはマナーの基本で、
その精神の中には「Virtue(徳、美徳)」があります。
 
スポーツはマナーと体力、つまり精神と肉体のトレーニングの「場」としています。
スポーツを通しで多くのマナーを学び、体力を鍛えます。
 
スポーツで相手と戦う時は、相手を敵と思わず仲間と思い
素晴らしい技を見せてくれたら惜しみなく拍手を送ります。
 
スポーツの理想的な考えの中には「アマチュア・スピリット」があり、
この精神は「正義」や「徳」の世界があり、徳のあるスポーツとは
「スポーツは単なるパフォーマンスでなく人徳を高めるものである」
と言う考え方です。
 
卑怯な方法で勝つよりも、誠意を尽くして
フェアーに戦って負ける方が名誉だと考えます。
 
つまり権威よりも法を尊重し、
そして法律よりも大切なのがフェアープレイの精神です。
 
フェアープレイの精神には感情のコントロールが伴います。
異常にかんしゃくを起こしたり、勝ち誇ったり、沈み込んだりする事は
フェアープレイの精神に反する事です。
感情的になる事は、その人の性格的な弱さを表していることです。
 
She is not playing the game
(マナーに則って行動していない、マナーの悪い人)
 
アマチュアとは、その語源とは「愛すること」です。
 
 
作:長谷川洋子
英国センター
http://www.britain-centre.co.jp


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