INDEX HOME
エコツーリズムと旅行業
エコツアーの基準 3

エコツーリズムアドバイザー
ローリー・ルーベック


◆ グラウンド・オペレーターのための環境的・文化的指針

訪問者が貢献しやすいような様々な選択肢を用意しているか
絶滅の危機に瀕している種の製品を購入しないようアドバイスしているか
絶滅の危機に瀕している種の製品を取り扱う店に立ち寄らないようにしているか。またそのことをその店に伝えているか
ガス及び電気エネルギーの使用を制限しているか
水の節約を奨励しているか
訪問地の規則に従っているか
訪問地の文化、宗教、慣習などに接するに当たってのガイドラインを説明しているか
環境についての一般的なガイドラインを提供しているか
野生動植物に与える旅行団体の影響を少なくする工夫をしているか
ハイキングコースやキャンプ地に与える影響を少なくする工夫をしているか
環境への影響の少ない自動車やボートを使用しているか(非ディーゼル車を使用しているか等)
宿泊施設が環境基準を満たしているかどうかを判定する基準を作成しているか
地域の環境的・社会的問題について説明しているか。または特別な人、NGOの代表、国立公園の方などに説明をしてもらうように手配しているか
適正なグループの規模を決めるためのガイドラインを作っているか
自然志向旅行が同時に同じ地域に集中した場合に生ずる影響に対し何か対策を考えているか


◆ グラウンド・オペレーターのための経済的指針

保護基準や持続可能な開発基準を満たしているグラウンド・オペレーターのために研修プログラムを持っているか
地元資本の運輸機関を使用しているか
地元のスタッフを雇い、彼らの為に管理研修プログラムを持っているか
地元資本の宿泊施設を使用しているか
地元資本のレストランを使用しているか
地元のガイドを雇っているか(ただしその時には、地元なら何でもよいということではなく、安全基準、通訳技能等の基準を満たしているかよく考えて決めなければならない)>
地元ガイドを研修しているか、また安全性に意を用い自然保護の規則を守っているガイドに奨励策を行っているか
地元ガイドにその地域の最低賃金以上の給料を支払っているか


 以上のことはエコツーリズム協会が北米の旅行業者を対象に行った調査を元に作成した基準によっています。