大きな塚に産卵するツカツクリ
トップエンドの熱帯雨林には、枯れ草や土で造った巨大な塚の中に卵を生む、とても変わった習性のツカツクリ(Orange-footed
Scrubfowl)が生息しています。
- ツカツクリは、オーストラリア固有のにわとり種です。首と胸はダークグレイ、翼はブラウンですが、脚部は強いオレンジ色です。
- ツカツクリは、多くの時間を費やし葉っぱや土をかき集めて巨大な塚を造ります。
- 塚は、直径6メートルを越え高さが3メートルもあります。(なぜ他の鳥と違って巣の上で卵を暖めないか理由を考えてみましょう)
- 卵が孵化すると、雛鳥は土を掘りながら表に出てきます。雛鳥はすぐに親鳥と同じようにとても速く走れるようになります。
カカドゥー自然観察ノート<目次>に戻る
前のページへ
次のページへ