もっと知りたいワニのこと



*温度による性の決定

卵が孵えるまでの巣の温度が孵化する子ワニの性別を決定します。入江ワニの巣は、巣の中の草木の腐敗熱によって温められます。入江ワニでは、巣の平均温度が31.6℃でほとんどオスになるが、これより低くても高くてもメスが生まれるようになります。

*効率的な生き方

大きなワニになると1時間位は水の中に潜っていられます。ワニは新陳代謝を低下させて、獲物が近付くまで静かに横たわっていることが可能です。エネルギーの消費をセーブするため、脈搏を1分間に2〜3回にまで落とします。

*意外なスピード

短い突進時には、時速10キロ以上で進むことがあります。淡水ワニが、土手を滑り降りて水に向かう時には時速18キロにもなります。

*アボリジニとワニ

アボリジニの人々は、ワニの卵や肉を食べますが、大きなワニには敬意を払い、ワニとの共生を図っています


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