ごく最近まで、ディンゴは何万年も前にアボリジニがオーストラリアに持ち込んだと信じられていました。しかし、最も新しい科学的研究によると、ディンゴは4000年ほど前に東南アジアの海上交易人か漁民によってつれてこられた可能性が高いようです。ディンゴは、原始的な犬でインド狼から進化したものと考えられています。ディンゴは、すばらしい夜間視力、臭覚、聴覚を兼ね備えた優秀な狩人で、カカドゥでは、主にカカサギガン、ワラビー、ネズミなどを餌食としています。涼しい時期は、ディンゴの繁殖時期なのでディンゴの遠吠えがよく聞かれます。