ワシとタカとの簡単な見分け方


オーストラリアの北部地域でよく見られる猛禽類を、その姿形や羽の下側の模様から識別する事を学びましょう。

ワシ


大空を飛翔するワシの姿を良く見て上向きに反った翼を観察してみよう。

オナガイヌワシ(Wedge-tailedEagle)


世界で最も大きなワシの一つです。体は全体に黒褐色です

シロハラウミワシ(White-bellied Sea-Eagle)


白い腹部の灰色のワシです。

タカ

タカやトビもワシと同じように幅の広い翼を持っています。しかし、クロムネトビ(Black-breasted Buzzard)を除けば、その翼は両端を上に上げたV字型をとりませんワシと違ってタカの脚部は羽毛で覆われていません。トビは通常群れで見られますが他のタカやトビは単独で行動することが多いようです。


オーストラリアオオタカ(Australian Goshawk)


翼とおなかの下のヨコシマが特徴、丸みをおびた尾


フエフキトビ(Whistling Kite)


青白い羽毛、名がい丸みをおびた尾


トビ(Black Kite)


黒っぽい羽毛、2つに割れた尾


クロムネトビ(Black-breasted Buzzard)


翼の下の大きく白い部分が特徴、短く丸みをおびた尾

ハヤブサ

ハヤブサは長くて先の尖った翼を持っているので非常にすばやく飛ぶ事ができます             

オーストラリアチョウゲンボウ(Nankeen Kestrel)


羽の上部は茶色、株は淡白色、灰色の尾に黒い線

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