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メガシップ時代到来! 巨大客船の魅力とは?
〈その1〉
新造巨大客船・コスタビクトリアは
「国際色豊かな海に浮かぶ不夜城」
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コスタビクトリア船体(トルコにて) |
本年7月にデビューした、コスタクルーズ初のメガシップ「コスタビクトリア」。総トン数は7万6千トン。全長252、91メートル。全幅32、25メートル。見上げるほどの巨体は、純白に輝き、ファンネルマークの黄色にブルーのCの文字が鮮やかに浮かび上がる、ぴかぴかの新造客船だ。
船内に一歩入れば、人々をあっと驚かせる、エントランスホール「プラネタリウム・アトリウム」。ガラス屋根に覆われた7層噴き抜けのこの部屋には4台のシースルーエレベーターが上下し、「これが本当に船の中?」と目を白黒させる船客も多い。夜ともなれば、部屋の名前通り星空を望めると云う、誠にロマンティックな場所である。
大窓から前方の大海原を見渡せる「コンコルドプラザ」は、3層噴き抜け。映像スクリーンも完備し、こちらにもガラス張りのシースルーエレベーターがある。昼は憩いの場、夜は生バンドの演奏と共にダンスの輪が広がって行く船内の人気スポットだ。最近のメガシップにおけるデザイン的流行は、このようなアトリウム(中坪)と呼ばれる何層にも噴き抜ける爽快なスペースを設けることにある。巨大客船のスケールの大きさをまざまざと感じさせてくれる。
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船上プールとジャグージ |
この他、2つのダイニングルーム、ブッフェレストラン、ピッツアリア、2つの屋外プールと屋内プール、2階建てのショー劇場、カジノ、美容室、子供遊戯室、スポーツジム、そしてテニスコート等々、船と言うより、むしろ洋上を進む一大リゾートと考えたほうが適切かも知れない。
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