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船内レセプションでは鏡割りも行われた
船内レセプションでは
鏡割りも行われた
 その後、参列者たちは出来立てのダイヤモンドプリンセスに乗船した。金色に輝く吹き抜けのグランドアトリウムでは、早速祝いのレセプションが開催され、今度は日本酒の「鏡割り」。記念の枡にはいった酒が振舞われ、「カンパーイ」の声が上がった。そして、午餐会が行われるビバルディーダイニングルームへと移動した。
特製デザートには造船所と船会社のマークが
特製デザートには
造船所と船会社のマークが

 メニューは帆立貝の和風焼き味噌仕立ての前菜から始まり、カブトガニとそば粉のクレープ。そして、メインディッシュは「陸、風、海の三部作」という洒落たテーマが付いた料理で、牛肉、米、ロブスターを柱に、レンコンやわさびを取り合わせた独創的な一皿となった。デザートは「ダイヤモンドプリンセスのチョコレートオペラ」。横にはプリンセスクルーズのファンネルマーク、そして上には三菱のマークであるスリーダイヤモンドが描かれ、造船所とクルーズ会社の融合を見事にお菓子で表し、午餐の宴に花を添えた。

 ダイヤモンドプリンセスの命名式典は、日本と世界を結ぶような演出が随所に取り入れられていた。今後、日本生まれの国際的豪華客船は、きっと日本の人にも魅力溢れるクルーズを体現してくれることだろう。

 ダイヤモンドプリンセスは3月14日の処女航海から始まり、暫く、ロスアンゼルス発着のメキシカンリビエラクルーズを行い、いよいよ5月8日から毎土曜日シアトル発着のアラスカインサイドパッセージクルーズを行う。  わが国の造船史に名を残す新スーパーメガシップによるダイナミックなクルーズを、ぜひお楽しみいただきたい。 (ダイヤモンドプリンセスのクルーズに関する問い合せ先:(株)クルーズバケーション、電話03-5255-5261)



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