次頁へクルーズ考へ戻る旅コムトップへ


ミレニアムサンバカーニバルクルーズ
「ミレニアムに乗って、祭りだ!サンバだ!リオのカーニバルだ!」
 
サンバカーニバルクルーズ
サンバカーニバルクルーズ

モンテビデオの独立広場(ウルグアイ)
モンテビデオの独立広場
(ウルグアイ)

 世界有数のカーニバルといえば、リオのサンバカーニバル。その情熱的なサンバパレードの様子は世界中に知れ渡っている。

南米クルーズのパイオニア的存在のセレブリティークルーズでは、2006年、同社の客船ミレニアム(9万1000総トン)に乗ってゆく「リオのサンバカーニバルクルーズ」を行った。
今回、私は9カ国から来た総勢29名の国際ジャーナリストグループの一員として、熱気溢れるサンバカーニバルクルーズの取材を行った。

このクルーズの出発港はアルゼンチンのブエノスアイレス。ミレニアムには2000人の客が乗船し、このクルーズの人気の高さをあらわした。しかも、そのうちの約300人は地元ラテンアメリカからの参加客だ。
サンバスクール・マンゲラの格納庫
サンバスクール・マンゲラの
格納庫を訪問して山車を見学

翌日は、ウルグアイの首都モンテビデオに入港した。独立戦争の英雄アルティガスの騎馬像が建つ独立広場。プラド公園の中にあるバラ園は別名「恋人達の庭園」とも呼ばれるロマンティックな場所だ。

 ブラジルで最初の寄港地はポルトベロ。小船で対岸の小島に渡り、島内の海洋博物館や自然散策を楽しんだ。つぎに訪れたブジオはのどかな漁村だが、大小20を越える美しいビーチを持つ村である。

そしていよいよミレニアムは、リオデジャネイロに入港した。国際ジャーナリストグループの一員であるブラジルの新聞記者の好意で、私たちは昼間、「マンゲラ」というサンバスクールの山車作りを見せてもらった。
「マンゲラ」は1軍に該当するトップ14校のサンバスクールの1つで、2002年度のチャンピオンでもある。目の前で見る山車は、大きさ、装飾ともに迫力充分。「マンゲラ」の今年のテーマは「サオフランシスコ川の悲恋物語」だという。



-1-
次頁へクルーズ考へ戻る旅コムトップへ