コスタ日食
コスタアレグラの皆既日食クルーズ
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福岡のコスタアレグラ |
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2009年7月22日の皆既日食は今世紀トップクラスの天文の神秘といっても過言ではない。なぜなら、皆既食継続時間が最長6分44秒と今世紀でもっとも長いからである。
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プールと上海出港 |
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そんな世紀の天体ショーを客船コスタアレグラ(2万8597総トン)から観察するユニークなクルーズが行われた。
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コスタアレグラは、イタリアの船会社コスタクルーズの客船で、陽気で楽しい雰囲気と、世界各国の乗客を包み込む国際性豊かなクルーズが特徴だ。
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華やかな衣装のショーダンサー |
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コースは7月17日に中国の上海からスタート。韓国の済洲島(18日)に立ち寄った後、日本の福岡(19日)、長崎(20日)、鹿児島(21日)を訪問。22日に海上から皆既日食を観察し、その翌日上海へ戻る6泊7日の日程だ。
今回のクルーズは、天文マニア、クルーズファン、アジア観光が目的の人、その全てを楽しみにきた人など乗客模様も千差万別。しかし人々は思い思いにアジアの寄港地を楽しみ、フルコースディナーを堪能し、華やかなショーに拍手を贈り、和気藹々と夜のダンスパーティーで盛り上がった。
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そして、いよいよ皆既日食前夜となった。マッシモ船長から「明朝は北緯29度59分26秒、東経127度を目指し、皆既日食帯の中心線に沿ってゆっくりと航海する予定。午前9時50分頃に皆既日食が始まり、その長さは約6分13秒と予想される。皆既日食の開始と終わりの合図に船の汽笛を1回長く鳴らす」というコメントが発表された。
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