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初来航を記念し歓迎式典に来た 中央区観光大使 |
小柄で可愛いお姫様オーシャンプリンセス
一方、3月6日、東京港に初寄港をしたのはプリンセスクルーズのオーシャンプリンセス。
プリンセスクルーズといえば、日本の三菱重工長崎造船所で建造されたダイヤモンドプリンセスとサファイヤプリンセスがおなじみだろう。
この2隻は116000総トン。日本の造船史の中では最大の客船なので、プリンセスクルーズには大型客船クルーズの会社というイメージがあるかもしれないが、オーシャンプリンセスはぐんと小柄な30200総トンだ。
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図書室の天井絵画 |
かつてR-1からR-7まであったルネッサンスクルーズのRクラス客船のうち、プリンセスクルーズがR-3とR-4を購入。R-4をタヒチアンプリンセス名づけ南太平洋を中心にクルーズを行っていた。
その後、運航海域のグローバル化をはかるため、2009年12月に同船をオーシャンプリンセスと改名。今回が初の日本寄港と成った。
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クラシカルで豪華な階段 |
スモールサイズを活かし、家庭的な雰囲気、目の行き届いたサービス、そして大型客船では入れないような小島、運河、河川などを組み込んだユニークなコースが特徴となっている。
小柄ながらも落ち着いた雰囲気が魅力のオーシャンプリンセスは船内に入ると貴族の館に招かれたような重厚感がある。
エントランスホールと上階を結ぶエレガントな階段。メインダイニングルームを飾る天井画。その手前にはやはり天井画描かれたウエイティングバーがあり、アペリティフを飲むのも、お洒落な気分。さらに図書室にも美しい鳥が描かれた天井画があり、とても豪華な気分で本が読めるのも面白い。
そして、オーシャンプリンセスは2011年春、日本とアジアを結ぶ13日間のクルーズを4回予定している。(問合せ先:クルーズバケーション 電話 03-5255-5261)。来年も海の女王と王女が日本の春を飾ってくれることだろう。
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