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命名式のエリザベス女王 (C) Cunard Line |
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ロストロンスイートの居間 |
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長い歴史を持つ海運の名門キュナードラインは6人のナイトの称号を受賞したコモドア(先任船長・提督)を輩出した。その名誉を称えるように、クイーン・エリザベスの上から6室のスイートルームは、そのコモドアたちの名前がつけられている。
例えばグランドスイート7150号室は、ザ・ロストロン・スイート。これは、同社で最も有名な船長と言われたサー・アーサー・ロストロンの名前に因んだものだ。彼は1912年に起きた客船タイタニックの遭難に際し、全速力で救難に向かい、700名以上を救助したキュナードラインの客船カルパチアの船長であった。ザ・ロスロトン・スイートにはその偉業をたたえるように名船長の写真も飾られていた。
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グリルクラス専用のパティオ 「ザコートヤード」 |
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オーシャンライナーの香りを残し、客室により食堂が分かれているのもキュナードラインの特徴だ。一番上のクイーンズグリルと2番目のプリンセスグリルは11デッキにあり、二つの食堂の間には洒落たパティオがある。陽光の差し込むシックなクイーンズグリルでは朝食から、シェリードエッグのキャビア添えなど豪華な料理が食べられるのはさすがだ。
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キュナード・ロイヤルスパは現代の流行を重視し、フェイシャル、マッサージ、ネイルのみならず、水の浮力を利用して心身を癒すハイドロプールや、温かい椅子とサウナでリラックスするサーマルスイートなど、ロイヤルの名にふさわしい充実したスパとなった。
洋上のイングリッシュカントリーガーデンも新設し、クロケットボールやショートマットボールなどの球技も楽しめるようになった。
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英国庭園風球戯場 |
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ブティック、ジュエリーショップなどが並ぶショッピング街のロイヤルアーケードには、紅茶で有名なフォートナム&メイソンが船上に初めて出店。また、クイーン・エリザベスの就航を祝い、この船でしか買えないRotary社の紳士用記念腕時計も限定発売された。
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世界中の憧れの客船でもあるクイーン・エリザベスは、現在、初の世界一周の真最中。知名度ナンバー1の客船は、きっと各地で大歓迎されていることだろう。その後、夏にかけて、地中海、北欧フィヨルドなどヨーロッパを中心に多彩なクルーズを予定している。
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クイーンズグリルの朝食で食べた 「シェリードエッグのキャビア添え」 |
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特に4月30日発5泊クルーズ(サウサンプトン・イギリス→アムステルダム・オランダ →ブルージェ・ベルギー→ルアーブル・フランス→サウサンプトン・イギリス)には、日本人コーディネーターが乗船する予定なので日本のゲストも気軽にクイーン・エリザベスを体験する絶好の機会だ。新しい海の女王でゆく船旅は、ゴールデンウイークの旅行を優雅に彩ってくれるに違いない。
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<問い合わせ先>
株式会社クルーズバケーション
TEL:03-3573-3601
http://www.cruise-vacations.co.jp
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上田寿美子のブログ http://sumikoue.cocolog-nifty.com/blog もご覧ください。
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