欧州初の体験ワイナリー「シュロス・ヴァッカーバルト」へ
ワインは「音楽」と一緒?! 独自の哲学を取り入れたワイナリー工場を見学
シュロス・ヴァッカーバルトでは、ワインとゼクトの生産工程の見学ツアー(参加費:12ユーロ)を通年実施しています。
このツアーでは、ガラス張りの工場やセラーの見学と合わせ、ワインを3種テイスティングすることもできます。
行程をわかり易く説明するアニメーションも用意されています。
白ワインの醸造には、仕上がりをソフトにするためステンレスタンクを使用。それぞれに個性を持つリースリングには、3つのキュヴェ(発酵漕)があります。
このワイナリーでは、ハーモニーを感じさせるワインに仕上げるため、音楽を流しています。
それに合わせてステンレスタンクが3色に輝き始めた時にはびっくり!
スイッチを入れた瞬間、どこか誇らしげなガイドさんの表情が印象的でした。
「ブレンド=調和、調和=音楽」というセオリーに基づいてということなのですが、さすが「音楽の国 ドイツ」ですね。
このワイナリーのゼクトは、タンク内ではなく、シャンパーニュと同じ瓶内二次発酵のみで造られています。
赤ワインの熟成には、フレンチオークの樽が使われていました。
工場見学ツアーの最後には、セラー内でテイスティングもできます。