「クルーズ&ステイ」

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サンペデロ港に停泊するダイヤモンドプリンセス号



 「サン・ペドロ」は西海岸クルーズの母港

 アメリカ西海岸にあって一週間程度のメキシカン・クルーズの中心母港になるのが「ロサンゼルス港(ローカル名は、サン・ペドロ港)」。数多くのコンテナが積まれる港内の一角に、クルーズ専用の「ワールドクルーズセンター」がある。3月に就航した「ダイヤモンド・プリンセス」(現在は別のクルーズ船が運航)はじめ、その他3社のクルーズ船が母港としている。さらに2005年からはディズニー・クルーズラインも就航することが決まるなど、一挙に賑わいを増すものと期待されている。

 ロサンゼルス市の南部に位置するサンペドロ港は、24時間活気溢れるロサンゼルス国際空港からはタクシーやバスで20~30分の距離にあり、国際港にふさわしい設備が整ったターミナルがある。港を管理するロサンゼルス港湾局ではこれまでのクルーズ船を受け入れてきた実績をもとに、今後とも拡大するクルーズ市場や港湾地帯の整備をすべく、10年計画で港全体の再開発事業をはじめている。将来的には数隻の大型クルーズ船が同時に停泊できる桟橋の建設や新ターミナルの整備を行うと同時に、メキシコ情緒たっぷりのサン・ペドロの街並みの整備なども行うことにより、母港周辺の観光面にも配慮した港湾都市を目指している。


 「CRUISE LA」カードで楽しさ倍増

 ロサンゼルス滞在をする上でまず手に入れておきたいものが、観光客用に発行されている特典カードだ(写真右)。

 これはクルーズ港湾都市の魅力に加え一般観光の促進を図るべく、ロサンゼルス観光局が無料で発行しているもので、主要な観光スポットをはじめ、ホテル、ショッピング、レストラン、レンタカーなどが特典付きで利用できるもので、カード名は“CRUISE LA”(クルーズLA)。

 ターミナルや提携ホテル、観光局案内所などで配布しているが、さらに出発前に日本の旅行会社でクルーズツアーを申し込んだ際にも入手可能だ。サン・ペドロ地区にある水族館はじめ、ロサンゼルスのダウンタウンなどにある博物館やアトラクションなどの入場料が割引なったり、クルーズ利用の前後に宿泊するホテル(ロサンゼルス空港そばの「フォーポイント・シェラトンLAX」をはじめ、計7つの提携ホテル)が特別料金で泊まれるなど、一人最大で250ドル分の特典が受けられる。クルーズ利用の際の必携アイテムとして勧めたい。

 さらに市内の主要ホテルには、観光スポットや公共交通機関利用などの案内情報や地図が取り出せるパソコンが用意。必要な箇所をプリントアウトして利用すれば、市内観光や散策への参考になる。


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