ヨーロッパ巡礼の旅
サンチャゴの街の印象は
では先ず目的地のサンチャゴの街を簡単に紹介しましょう。
鉄道の駅に着くと北に向かって道が登っていて、小高い丘の上に大聖堂が建てられています。そこへの巡礼客を捌く街の道路計画にはすっかり感心しました。
大聖堂を囲むオールド・タウンの入り口にあるガリシア広場から一番左、つまり西端のフランコ通りに入ると、そのまま真っ直ぐに西正面のオブラドイロ広場へ。
その右隣のヴィラー通りは突き当たりの南門に当たる銀細工師の門へ。次のヌエバ通りは聖なる年にしか開かれない東の聖なる門へ。
そして、一番右端のオルファス通りはぐるりと街を半周して反対側の北門の前に出ます。最初は十数メートルの距離で隣り合っていた道が、その先では大寺院を中心に四方の門に広がっています。
この四つの通りに沿った界隈がオールド・タウンです。この辺りには、土産物屋、レストラン、カフェーなどが軒を並べています。
観光(?)の中心はもちろん大寺院でこの内部とその外側に立ち並ぶ数々の有名な建物は時間が許せば見学したいものです。