21世紀の豪華客船クイーン・エリザベス誕生
命名式のエリザベス女王(C) Cunard Line |
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ロストロンスイートの居間 |
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例えばグランドスイート7150号室は、ザ・ロストロン・スイート。これは、同社で最も有名な船長と言われたサー・アーサー・ロストロンの名前に因んだものだ。
彼は1912年に起きた客船タイタニックの遭難に際し、全速力で救難に向かい、700名以上を救助したキュナードラインの客船カルパチアの船長であった。ザ・ロスロトン・スイートにはその偉業をたたえるように名船長の写真も飾られていた。
グリルクラス専用のパティオ 「ザコートヤード」 |
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キュナード・ロイヤルスパは現代の流行を重視し、フェイシャル、マッサージ、ネイルのみならず、水の浮力を利用して心身を癒すハイドロプールや、温かい椅子とサウナでリラックスするサーマルスイートなど、ロイヤルの名にふさわしい充実したスパとなった。
英国庭園風球戯場 |
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ブティック、ジュエリーショップなどが並ぶショッピング街のロイヤルアーケードには、紅茶で有名なフォートナム&メイソンが船上に初めて出店。また、クイーン・エリザベスの就航を祝い、この船でしか買えないRotary社の紳士用記念腕時計も限定発売された。
世界中の憧れの客船でもあるクイーン・エリザベスは、現在、初の世界一周の真最中。知名度ナンバー1の客船は、きっと各地で大歓迎されていることだろう。
その後、夏にかけて、地中海、北欧フィヨルドなどヨーロッパを中心に多彩なクルーズを予定している。
クイーンズグリルの朝食で食べた「シェリードエッグのキャビア添え」 |
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特に4月30日発5泊クルーズ(サウサンプトン・イギリス→アムステルダム・オランダ →ブルージェ・ベルギー→ルアーブル・フランス→サウサンプトン・イギリス)には、日本人コーディネーターが乗船する予定なので日本のゲストも気軽にクイーン・エリザベスを体験する絶好の機会だ。
新しい海の女王でゆく船旅は、ゴールデンウイークの旅行を優雅に彩ってくれるに違いない。
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株式会社クルーズバケーション
TEL:03-3573-3601
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