ジャマイカ、6月15日より観光客の受け入れを再開
ジャマイカでは、6月15日から6月30日を<フェーズ 1>とし、ネグリルからポートアントニオ(島の北沿岸エリアを通る主要道路沿い)を再開。北岸エリア沿いにあるホテル、ゲストハウス、アトラクション、ビーチ、交通機関、ショップ、レストラン、バーなどの社会事業、またクルーズ港といった観光関連産業は、再開にあたり「COVID-19 resilient certificate」という証明書の取得が必要となる。これは「Tourism Product Development Company」が中心となって制定したCOVID-19のコンプライアンスに沿った厳格なスタンダードに基づく証明書となる。
観光産業が従うべきプロトコールは「厳格な衛生管理」「フェイスマスクといった保護装備」「フィジカル・ディスタンス」「明確な連絡と伝達の徹底」「現金取引の削減やオンラインメニュー等デジタル機能の活用」「リアルタイムでの健康管理と報告」「迅速な応対およびトレーニング」など細部にわたる。これらをクリアして証明書を取得したビジネスのみ再開が可能となる。
国外からの観光客は6月15日以降、入国時に健康チェックを受け、問題がなければ<フェーズ 1>で制定されたエリアのみでの滞在と行動が可能となる。また、プロトコールは<フェーズ 1>終了時に必要に応じた修正が予定されている。
エドモンド・バーレット観光大臣は、「<フェーズ 2>ではジャマイカの首都で、ビジネスや経済の中心であるキングストンやサウスコーストエリアの再開を予定している。ジャマイカには、2020年1月からの2か月で約65万人の観光客が訪れた。このリカバリー戦略を成功させ、年末までにプラス40万人ほどの観光客を迎えたい」と述べている。
COVID-19 Ministry of Tourism Health and Safety Protocols for the Jamaican Tourism Sector 2020
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