ザルツブルク音楽祭、新型コロナによる会期変更後のプログラムを発表
開催に際しては、オーストリア連邦政府が定めた措置に則って実施され、音楽祭事務局も自主的なセキュリティー対策を行う。この対策は、国の専門家の評議会と当局が共に実施し、観客や出演者、および職員を予防する。また、2020年に実現できない100周年記念プログラムの制作は、2021年夏に延期が予定されている。
2021年8月
オペラ公演:12公演/エレクトラ、コシファントゥッテ
ドラマ公演:29公演/イェーダーマンなど
コンサート:53公演/ウィーンフィルハーモニー管弦楽団
など、プログラム詳細はイベントの公式ウェブサイトを参照。
なお、ザルツブルク博物館で開催される100周年記念プログラムの州特別展「偉大な世界劇場-ザルツブルク音楽祭100周年」は、7月25日に開幕し、2021年の音楽祭が終了するまで続けられる。
ザルツブルク音楽祭「チケット2020」
2020年の「ザルツブルク音楽祭」は100周年という記念の年でもあることから、チケット販売は新記録を打ち立て、2020年3月初めまでに18万枚(2450万ユーロ相当)のチケットが販売されていた、しかし、新型コロナウイルスの感染拡大によりプログラムが変更となり、イベント数も減少したため販売されたチケットは取り消しとなった。
「ザルツブルク音楽祭」では、チケットの再割り当てを透明でわかりやすいものにすることを目的にシステムを確立し、その手順を顧客に通知している。
<一般的なチケット販売ルール>
• 最初にチケットを保持していたゲスト優先
• (原則として)オペラまたはドラマの各演出1人当たりチケット2枚に制限
• 一般チケットは2020年7月13日より販売開始
<現在の計画とそのフェーズ>
1.2020年6月15日から6月26日までは、当初予定されていた公演チケットの購入者に対し、最初に購入したチケットに可能な限り近づけ、新しいプログラムに合わせたオファーを提案。このオファーは6月26日までに受付可能で、その後は失効する。また、すでにキャンセルされた購入済みのチケットの払い戻しの請求は、オファーが拒否されても影響を受けない。
2.直接販売は、いくつかのステップで購入できる。
• 2020年6月29日以降 :ザルツブルク音楽祭の友の会とサポーター
• 2020年7月6日以降 :キャンセルされた公演のチケットを購入した一般購入者
• 2020年7月13日以降 :未購入者を対象への一般販売
当初発行されたチケットは242,373枚、今回は約80,000枚が発行される。チケットの値段は変更なし。
100 Jahre Salzburger Festspiele
ウェブサイト |
---|
関連記事
- None Found