ハワイ ダニエル・K・イノウエ国際空港のモバイルパスポートコントロールが日本語に対応、専用レーンも拡充
画像提供：ハワイ州観光局
ハワイ州交通局（以下、HDOT）が導入しているモバイルパスポートコントロール（以下、MPC）は、旅行者がスマートフォンやタブレットを使用し、入国審査所に到着する前にパスポート情報および税関申告情報が提出できるシステムのこと。米国税関・国境警備局（CBP）が開発したこのアプリの利用により、米国入国時の待ち時間が大幅に短縮、かつ最高水準のセキュリティを維持したまま効率的な手続きが可能となった。
そのMPCが日本語にも対応。さらにダニエル・K・イノウエ国際空港のMPC専用レーンが増設が増設され、日本人観光客にとって利便性が大いに増した。
2024年12月8日に開催された「ホノルルマラソン2024」では、CBP、HDOT、日本発着航空会社、そしてホノルルマラソン日本事務局が協力し、約1万人の参加者および関係者に向けて、MPCの利便性をアピール。その結果、この期間中のMPCの利用は約3倍に増え、ホノルルマラソン関係者はスムーズな入国手続きを体験した。
この結果を受け、ハワイ州のジョシュ・グリーン知事は「私たちの政権は、責任ある観光と経済成長を促進することに取り組んでおり、旅行をより安全かつ便利にするために日本や連邦政府が協力して達成した成果を誇りに思います。11月には日本人のグローバルエントリー利用開始を発表しましたが、12月にはMPCの日本語対応という次の一歩をお知らせできることを嬉しく思います」と、今後のさらなる利用拡大への期待感を表した。
Mobile Passport Control (MPC)
URL |
https://www.cbp.gov/travel/us-citizens/mobile-passport-control |
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