北米最高峰マッキンリーが「デナリ」に名称変更
米アラスカ州にある北米最高峰のマッキリーという名は、1917年に当時のアメリカ合衆国の大統領ウィリアム・マッキンリーにちなんでと名付けられました。だが、地元では古くから先住民(アサバスカン・インディアン)の言葉で「偉大なもの」を意味する「デナリ」という名で呼ばれていた。
2015年8月31日から9月2日までアラスカ州のアンカレジを訪れたオバマ大統領は、その際この山の呼び名を「デナリ」に変更すると発表。これに伴い、アラスカ州の観光プロモーションを行ってるアラスカ州政府観光局も、今後は「デナリ」とし統一するという。
アラスカ州の観光名所としても知られるこの「デナリ」は、世界中の登山家にも愛される標高6,168メートルの山。冒険家の植村直己氏が、冬のデナリで消息を絶った場所としても有名である。麓から頂上まで5,500メートルあり、山体自体の大きさは富士山の2倍にのぼる。山を含む周辺は、国立公園に指定されている。毎年、日本人も観光や登山を目的にこの地を訪れている。
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