ホーチミンの新たなアイコン「ザ・レヴェリー・サイゴン」がオープン
2015年9月1日、映画の舞台を彷彿とさせる美しいサイゴンの町に「ザ・レヴェリー・サイゴン」がオープンした。
同ホテルは、ホーチミン・シティーにあるホテルの中でも最大級となる286室(うち62室はスイートルーム)を有し、ベトナムで最もスタイリッシュな、そして新たなアーバンホテルとして早くも注目を集めている。39階建ての建物からは、素晴らしい景色が一望でき、またミシュラン星付きシェフが手掛けるレストランや、豊富なメニューが用意された美しいスパ施設も、ベトナムのラグジュアリーを新たに定義している。
優雅なイタリアンデザインを取り入れた客室は、全12タイプ。いずれもクラシカルで洗練された客室から究極のロマンティックを追求した部屋や夢のようにお洒落な部屋まで、特に統一性を持すことのない豪華な創りが自慢だ。サイゴン中心部の1区に位置することから、かつて「東洋の真珠」と謳われたこの町の主役となるであろうことを暗示させてくれる。
全室にはウォークイン、もしくはウォークスルーのクローゼットが備え付けられており、シスコ社のVoIP電話や46インチから55インチの大型フラットテレビなど、洗練された最新の設備が完備されている。
客室同様、細部にまでこだわって完成させたのが、4つの野心的なダイニング。フランス、中国、イタリアの料理を提供する3つのレストランと、不動の人気を誇るヨーロッパのオープンカフェに東アジア風に独自のアレンジを加えた「ザ・ロング@タイムズ・スクエア」がある。
ここは、サイゴンで最も有名なグエンフエ通りとドンコイ通りの間を抜け道のようにつなぐ、豪華なサイドウォーク・カフェで、バーコーナーには6つのセグメントに分かれた48メートルもの大理石製カウンターがある。ナポリから遥々やって来た、ピッツァ用の薪釜オーブンも自慢だ。
「カフェ・カーディナル」は終日営業のレストランで、3階分吹き抜けた広々とした空間が特徴。屋外テラスには多くの窓が開くなど、リゾート風の演出がなされている。メニューも充実しており、フレンチを中心に、特に朝食やランチではその他の西洋料理やアジアの料理も並ぶ。高級広東料理を提供する「ザ・ロイヤル・パヴィリオン」は、市内で最もスタイリッシュなダイニングとも呼べるレストラン(200席)。ここからは、フランス植民地時代の建築物や、古くからの店舗が軒を連ねるグエンフエ通りが見下ろせる。東洋らしいデザイン空間は、オープンシーティングを採用。9室の個室も用意されている。
一方、地下に位置する「R&J」は、全てイタリアからインスピレーションを得たコンテンポラリーなイタリアン・レストラン。華やかなイタリアンモザイクの壁に豪華な燭台、さらにイタリア各地をイメージした様々なダイニングチェアも配されている。ホテルの2階には、ランチタイムにサンドウィッチやサラダ、パニーニがオーダーできるデリもある。ここでは終日、アイスクリーム、スムージー、各種ペストリーが取り揃えられている。
もちろん、洗練されたアーバン・ラグジュアリーと、徹底したヨーロピアンテイストが見事に調合したハイエンドなシティスパ施設も完備。天井から7.3メートルものシャンデリアが吊るされた、市内最大のピラーレス・ボールルームの「ラ・スカラ・ボールルーム」など、合計で14ヶのイベントスペースも設けられている。
なお、この「ザ・レヴェリー・サイゴン」は、世界的なホテルブランドである「ザ・リーディングホテルズ・オブ・ザ・ワールド」のメンバーになっている。
The Reverie Saigon
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(写真はイメージです)
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