JCB とブータン銀行がクレジットカードの取り扱いを提携
日本の国際カードブランド運営会社である株式会社ジェーシービーの海外業務を行う「株式会社ジェーシービー・インターナショナル」(以下、JCB)がこの程、ブータンの大手金融機関であるブータン銀行(Bank of Bhutan Ltd.)と提携し、同銀行の傘下にある加盟店におけるJCBカードの取り扱いを開始した。これは、日本とブータンの外交樹立30周年を記念した2016 年に、ふさわしい取り組みである。
1968年に設立されたブータン銀行は、ブータン最大かつ最も歴史のある銀行だ。国内に29支店を有し、VISAカードやMasterCardとの提携を持つ国内唯一の銀行である。既に導入されているVISAカード、MasterCard加え、今回のJCBカードの新規導入により、ブータン銀行では3社の主要な国際カードブランドの対応が可能となった。世界で発行されている主要な国際カードブランドのほとんどがカバーされており、現時点ではブータン国内に480以上のPOS端末加盟店および82のATMが設置されている。
ブータン銀行の最高経営責任者であるペマ・ナディック氏は、「ブータンへのJCBカード導入は、日本人旅行者にとって待ち望まれていました。JCBカードは、ブータン銀行のATMやPOS端末の銀行のネットワークを通じ対応がなされ、JCBカードを保有する旅行者は、このチャネルを介した安全な支払いが可能となる。」とコメントしている。
ブータン初の金融機関で、国内のカード加盟店が90%を占めるブータン銀行と、日本の国際カードブランド会社JCBの提携によって両国の交流は一層活発化するだけでなく、日本人観光客にとってもショッピングがより気軽に出来るようになった。
Tourism Council of Bhutan
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(写真はイメージです)