男性のマナー

2011年11月24日 掲載

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絵:阿部真由美




男のエレガンスとは、その人の人格とポジションを身にまとう事、
そして、それを切磋琢磨する。 しかしそれを強調しない事。
服装を選ぶ時は一人で静かに自分に問いながら選ぶ。他人にスタイルをまかせない。

靴はダンディーの条件

燕尾服に限らずフォーマル・ウエアーを着こなす場合、
ドレス・トラウザーズはベルトを使わない。サスペンダーでつるしてはく。
この場合、エラスティックなものや、クリップ式の金具で留める機能的なものは使わない。
伸縮性の無い帯紐に絹で刺繍を施したりドレッシーなイメージのものや
白無地の紐などをループ状にしたものを縫い付けてトラウザーズに付いているボタンに掛けてつるす。

正式の場合、ソックスもガーターを使用する。
細いシルクの延び縮みするものを使って、金具クリップで調整しながらつるしてはく。
靴下はお洒落のための独立したアイテムでスーツと同じように大切なもの。
つまり、エレガントなマナーの装いはズボンの下から肌を他人の目にさらしていけないので、
長い靴下「ホーズ」を使い、色は濃紺か、黒の無地。

正当なクラシック・スタイルはエレガントで上品で、優雅な装い。
黒い靴には黒無地、茶の靴にも黒無地のソックス。
色を出来るだけ制限する。靴の色は黒か茶が基本。

英国ではスーツより先にクラッシックな高価な靴を先に購入する。
身だしなみを整えるのに靴が大切な役割を果している。
本当に気に入ったものものがあれば、ダース単位でオーダーする。
ダンディーの条件である。


フォーマル・ウエアーの時

  • 時計は、決してスポーティーなダイバー・ウオッチのようなものは一切相応しくない。
    むしろ腕時計などはしないほうが良い。ドレス・ウオッチ(懐中時計)を使う。

  • 使い捨てライターは決して使わない。

  • 個人の資格で出席している場合、どのような機会でもビジネス用の名刺は使わない。
    プライベート用の名刺を使う(名前だけで、住所は入れない)。
    但し、相手が差し出した時のみ返礼として用いる。
     
     
    作:長谷川洋子
    英国センター
    http://www.britain-centre.co.jp

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