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エコツーリズムと旅行業 |
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エコツーリズム発展の歴史とその対立する要因 NO.1−1 |
エコツーリズムアドバイザー |
ローリー・ルーベック |
◆ オーストラリアの事例 観光と環境が調和し、安定した関係が確立するまでには、長い時間と紆余曲折があります。本稿では外国におけるエコツーリズム発展の状況を見るために2回にわたってオーストラリアでの例をご紹介したいと思います。 | |||
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以下はオーストラリア政府観光局のペネロウピー・フィギス局長によるオーストラリアにおけるエコツーリズムの発展についてのお話です。 オーストラリアにはすばらしい自然の景観と多用な動植物が分布しています。このことはエコツーリズムにとっての重要な出発点になります。オーストラリアにはまた、世界でもっとも古くから続いているアボリジニー(原住民)の文化があります。 | ||
それはすばらしい独特な文化であり、過去200年に亘るヨーロッパからの移住によりその多くが崩壊しましたが、今日もなおその一部が残っています。アボリジニー文化は伝統的に自然環境との密接で調和のとれた関係の中で生きています。 |