日帰りもよし、宿泊もよし 旅のスタイルに合わせて列車を活用 シュトゥットガルト駅(写真上)を朝7時頃に出発する列車に乗れば、ストラスブールへは8時半頃に到着する。1日十分に街歩きが楽しめる時間だ。 キッシュ・ロレーヌやタルト・オニオンをつまみながら、プチ・フランス界隈を散策してもいい。アルザスの白ワインと一緒に、アルザス料理のランチを味わってみるのも良いだろう。 すでにストラスブールに行ったことがあるという人なら、ここで乗り継いで周辺のコルマールやミュルーズ、メッスまで足を伸ばすことも十分にできる。 夜までフランスを堪能して、帰りは夜の7時台の列車に乗り込む。 この日、車内で提供された夕食は、食前酒、コールドサラダとパスタ(フェットチーネ)、パン、フルーツポンチ、パン、チーズ、コーヒーにミネラルウォーターという、コンパクトながら何とも贅沢なメニューだ(写真左上)。 陽気なワゴン・サービスのお兄さん(写真右)のサーブを受けながら夕食を済ますと、ほどなくシュトゥットガルトに到着する。 今回はシュトゥットガルト/ストラスブールを1日で往復したが、ストラスブールにはホテルもたくさんあるので、ここを拠点にしたアルザス地方巡りも楽しめる。 ちなみにストラスブールからメッスへは列車を乗り継いで約1時間、コルマールなら約30分ほどで到着する。また、パリへは2時間程度なので、そのままフランス周遊へと赴くことも可能だ。 |
TGV東線の開通に伴い、近郊を走る在来線の運行の乱れが指摘されていた。状況は少しずつ改善されてきてはいるものの、現在も若干の乱れがあるようだ。取材当日もメッスからストラスブールへ向かう電車が20分近く遅れた。TGV東線は予約必須の列車。乗り継ぎ時間には余裕をもって移動の計画を! |
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取材:2007年12月 |