ジャマイカ観光大臣、ハリケーン「メリッサ」通過に伴い観光客の安全確保を再確認
ジャマイカ観光省に設置された観光緊急対策センター(以下、TEOC)は、現在フル稼働し、ハリケーン対応に関する観光セクター全体の中核的な調整拠点として機能している。同センターでは状況の推移を監視するとともに情報共有を統括し、ホテル、観光施設、業界関係者、交通事業者、並びに関係政府機関との間で円滑な情報伝達が行われるよう体制を整えている。
Hurricane Melissa bears down on Jamaica as a Category 5(配信元:6abc Philadelphia/YouTube)
TEOCはまた、防災・緊急事態管理庁(ODPEM)、ジャマイカ・ホテル観光協会(JHTA)、およびその他の主要パートナーと常時連携し、観光関連施設が定められた安全プロトコルを確実に遵守していることを確認している。
エドモンド・バートレット観光大臣によると、現在ジャマイカ島内には約25,000人の観光客が滞在しており、「観光客も地元住民も安全を確保するために、すべての関係者が全力で取り組んでいる」と述べている。
また、連携対応の一環として、島内各地のホテルでは滞在延長が必要な観光客を支援するため、特別割引料金を提供。さらに、ハリケーン通過中に安全な場所を必要とする人々のために、モンテゴ・ベイ・コンベンションセンターやネグリルのジェームズ・ハンター・カンファレンスセンターを含む避難所も開放されている。空港は安全が確認され次第の再開に向けて準備が進められており、気象条件が落ち着き次第、速やかに観光客が帰国できる体制に臨んでいる。
TEOCは現在、24時間体制で稼働。支援活動の調整および観光業に関わるすべての人々の安全確保に努めるとともに、観光客に向けて宿泊ホテル、ツアー担当者、航空会社と密に連絡を取り、最新情報を確認するよう呼びかけている。
なお、公式な情報および注意喚起は、以下の機関を通じて継続的に発信される。
● ジャマイカ気象局(Meteorological Service of Jamaica)[@metservicejamaica]
● 防災・緊急事態管理庁(Office of Disaster Preparedness and Emergency Management)[@odpemjamaica]
観光関連事業者および観光客で支援が必要な場合の問い合わせ先は、以下の通り。
緊急連絡先
電話番号 |
(876) 382-6712、(658) 213-2802 |
|---|---|
WhatsApp ライン |
(876) 469-0265 |
Eメール |
teoc@mot.gov.jm |
