マレーシア政府観光局、新パッケージ「Edu+」と「ゴルフ」を発表
「ツーリズムEXPOジャパン2024」の出展に合わせ、マレーシアから観光芸術文化省のドクター・ヤスミーン・ヤシム観光担当次官率いる代表団が、マレーシア政府観光局のダト・マノハラン・プリアサミー総局長とともに来日。４観光局、2航空会社、1ツアーオペレーター、1協会、合計8組織24名が参加した。
開幕日には、会場内のマレーシアブースでダト・シャフリル・エフェンディー・アブドゥル・ガニー駐日マレーシア大使閣下臨席のもとオープニングセレモニーを実施し、その席で新たな2つのニッチパッケージ「Edu+」と「ゴルフ」パッケージを発表。業界関係者からは、予想を上回る反響があった。
画像提供：マレーシア政府観光局
「Edu+（エジュプラス）」とは、語学学校やインターナショナルスクール、大学で提供する1週間～3か月以内（ビザの取得が不要な期間）の語学学習に＋αのプログラムを集約した、教育旅行素材を提供する冊子。単に語学の習得を目的とするだけでなく、多様性に溢れるマレーシアの文化や自然を体験し、スポーツスキルの習得やSDGs活動などが、英語を通して体験できる。
マレーシアは近年、短期・長期留学や教育旅行の訪問先として人気が高まっており、問い合わせが4～6割増した留学代理店もあるほど。今後は、旅行会社を通じじ、冊子に合わせた留学パッケージの販売も予定している。
マレーシア政府観光局は今後、自治体や学校などと連携し、マレーシアへの教育旅行視察ツアー、生徒への渡航前オリエンテーション、業界や教員向けの教育旅行セミナーの開催など、幅広いプロモーションを展開するとしている。