モルディブ、7月から段階的に観光客の受け入れを再開
モルディブ政府は、2020年4月15日に市中感染が確認された後、首都マレでのロックダウンを開始した。その後、感染者数が対処可能な数値に落ち着いたこと、感染防止策が徹底されてきたことなどを受け、5月28日に6週間に渡るロックダウンを段階的に解除。観光客の受け入れ再開に向け、観光客と観光業界で働くスタッフの安全と健康に十分留意した上での、厳しいガイドラインの策定を行っている。
モルディブ大統領およびモルディブ政府は、2020年1月に各関係機関と連携した新型コロナウイルス対策班を結成。感染対策、緩和策、及び管理強化に取り組んできた。また、世界保健機構(WHO)や国家災害管理機構とも緊密に連携を取りつつ、モルディブ保健省主導に基づいた感染拡大防止に取り組んでおり、モルディブの観光業界も「新しい日常」に対応するためのプロトコル確立を進めている。
モルディブ観光省によると、観光再開に向けてのガイドラインの草案は、関係各所からのフィードバックを受けた上で共有される予定。観光査証については、新規課税などは予定していない。国としての最重要事項は、<観光客の安全を確保すること>であるとの認識を示している。
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