シンガポール航空「フリーシンガポールツアー」を再開
この「フリーシンガポールツアー」の再開にあわせ、従来から提供している「市内観光ツアー」「ヘリテージツアー」「ジュエルツアー」の3コースをリニューアル。チャンギ空港を囲むシンガポールの東部地区の見どころを紹介する「チャンギ地区ツアー」が加わった。
各ツアーの所要時間は2.5時間で、毎日催行。今後は1日9回まで順次拡大が予定されている。
◇ 東部シンガポールを巡る新しいチャンギ地区ツアー
「チャンギ地区ツアー」は、シンガポール東部のタンピネス地区にあるチャンギ・ビレッジやチャンギ・ビーチの素朴な魅力に触れる新しいツアー。都心の喧騒から離れたこの地域で、人々の暮らしやシンガポールの歴史が垣間見られる。
また、チャンギ空港内の複合施設を巡る「ジュエルツアー」では、資生堂フォレストバレーやHSBCレイン・ボルテックスなどの人気アトラクションに加え、ビーチェンヒャンやトン・ガーデンなどのローカルブランドを通じてシンガポールの食文化を体験。さらに空港をテーマにしたゲームや、体験型展示を楽しめるデジタルアトラクション「チャンギ・エクスペリエンス・スタジオ」も追加された。
「市内観光ツアー」にはシビック地区が加わり、ナショナル・ギャラリー・シンガポールやアンダーソン・ブリッジ、パダンなどの歴史的な建造物を見学し、マリーナ・ベイの金融街を通り、ガーデンズ・バイ・ザ・ベイまで足を延ばし、6月に開始する「ヘリテージツアー」では、チャイナタウンの仏牙寺龍華院、アラブストリート、お洒落なお店が揃うことで人気の通りハジレーンなどの名所を巡り、シンガポールのユニークで多様な多文化遺産をより深くふれる。
今回のツアーのリニューアルでは、シンガポールのサステナビリティへの取り組みを知ってもらうため、訪れる場所の一部をサステナビリティの観点から紹介している。