スクート、9月9日より日本路線運航再開
新型コロナウイルスの影響により日本路線を運休していたシンガポール航空グループのLCC「スクート」は1日、2020年9月9日より成田/台北/シンガポール線を、9月19日からは関西/高雄/シンガポール線をいずれも週1便体制で運航を再開すると発表した。
すでに日本発着以外の他路線も運航再開を進めており、今後順次再開の範囲拡大を目指す。なお、関西発着便は現在、高雄での乗り継ぎはできなくない。また運航再開後も、各国の入国要件を満たさない場合は搭乗できない場合がある。
スクートでは現在、乗客が安心して搭乗できるよう、下記のような対策を実施している。
予約時
① 以下のサービスを一時的に中止
- フライバッグイートの予約/優先搭乗/追加手荷物
- 座席アップグレードのサービス/機内販売
② 機内食(限定メニュー)は事前予約のみ可能
搭乗前
- 健康チェックカードの提出
- 空港、機内でのマスクの着用
- 検温の実施
- セルフチェックインの推奨
機内持ち込み手荷物
- 前部の座席の下に収納できる荷物であれば1点(3キロ以下)持ち込み可
- 7キロまで(スクートPlusは12キロまで)の荷物は、受託手荷物として無料で預かり可
機内
- 感染の追跡および安全な距離を保つため、座席は指定される(座席の変更は不可)
- 食事、飲み物、免税品などの機内販売を中止
- 常時マスクを着用
- 着席時以外でのソーシャルディスタンス維持
- 消毒液の設置
- シートポケット内はセーフティーカード、エチケット袋のみ設置(雑誌等の搭載はなし)
- 細菌やウイルスなどの微小粒子に効果のある「HEPAエアフィルターシステム」での空気清浄
- 乗務員に対し、体調が優れない乗客に対応するための訓練を実施
- 乗務員の健康チェックを徹底
到着後
- 機内清掃、表面の拭き作業、特殊な消毒剤を使ったトイレ清掃
- 消毒ミストを行い、機内全体の消毒作業を強化
スクートでは、安心してフライトの予約ができるよう、2020年11月30日までにオンライン、もしくはモバイルアプリで購入された航空券に対し、1回の日程変更を手数料無料で受け付けている。
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