台湾交通部観光局、違法な宿泊施設の撲滅を宣誓

2018年06月12日 掲載

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台湾交通部観光局は、12日に台北駅の中央ホールにて「違法な宿泊施設をなくす」をテーマとする記者会見を開催。国内の優良旅行代理店(ezTravel、easytravel、colatour、startravel、ezfly、liontravelなど)を表彰し、合法な宿泊施設の推奨を宣誓。違法営業を行う日割り賃貸業者の摘発を、あらためて強化していくと発表した。


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画像提供:台湾観光局



近年、台湾観光局が継続して合法宿泊施設の利用を呼びかけていることが功を奏し、各地方自治体は違法業者に対して営業停止などの処罰を下している。また、台湾観光局旅宿組は「台湾政府は国内の旅行業者に対し、違法宿泊施設掲載の取り締まりを強化しており、AirbnbやAgodaのような海外旅行業者に対しては、重税と罰金を科するなどして対策している」と説明した。

会見に参加したezTravelは「旅行代理店としては、積極的に合法の宿泊施設と連携して台湾全体の観光産業を盛り上げていくべきで、違法な日割り賃貸宿泊施設を扱うことは、台湾における観光産業のイメージダウンに繋がりかねない」とし、また国内外の旅行情報を扱うLionTravelも「消費者に安全な宿泊施設の情報を提供し、地方自治体から違法の宿泊施設であると連絡を受けた施設に関しては直ちにサイトから取り下げる」と語った。

会見には台湾全国から500人を超える関係者が集まり、また現場に居合わせた旅行客らも署名運動に参加して声援を送った。


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