鳩山会館(東京・文京区)にトルコからバラの苗木が寄贈
東京都文京区にある鳩山会館で昨日、トルコの西地中海地方を紹介する観光セミナーが開催されました。
それに先立ち、同会館にトルコから贈られたバラの苗木の植樹式が行われましたので、今日はまずその様子からご紹介します。
鳩山会館は、第52~54代内閣総理大臣である鳩山一郎氏の記念館。文京区音羽にあることから、通称「音羽御殿」と呼ばれ、戦後政治の歴史舞台の一つに数えられていると同時に、都内有数のバラの名所として知られています。
この時期、美しいバラで彩られる鳩山会館に、最高品種のバラ「ダマスクローズ」で有名なトルコ西地中海地方のウスパルタ県から、両国の友情と平和の証としてバラの苗木が贈られ、植樹が行われました。
植樹は、駐日トルコ共和国大使アフメト・ビュレント・メリチ閣下を筆頭に、鳩山会館の館長でもある第93代内閣総理大臣の鳩山由紀夫氏、現文京区長の成澤廣修氏の3名によって行われました。
植樹直後に鳩山由紀夫元首相が「早くお水をあげなければ」と、しきりに気にされていらっしゃたのが印象的でした。
こちらが、その植樹されたバラの苗木です。
アフメト・ビュレント・メリチ閣下のお話によると、来年には花が付くでしょうとのことです。
来春、トルコと日本の友好の証が、また新たに一つ花開きます。
今回植えられた苗木のすぐ近くには、第35代アメリカ合衆国大統領にちなんで命名された大輪の白いバラ「ジョン・F・ケネディ」があります。
そして、そのちょうど向かい側に、こちらは真紅のバラ「マダム ミユキ」があります。
このバラは、数多くの品種の候補の中から、鳩山由紀夫元首相夫人である幸氏が自ら選ばれた華麗な大輪のバラです。
「第20回 2010日本フラワー&ガーデニングショウ」で初披露され、その席に夫人もご臨席され会場を湧かせました。
「華やかさ」と「しなやかさ」を併せ持ったこのバラの前で、鳩山元首相が夫人をモバイルカメラで撮影する場面もみられるなど、終始、和やかな雰囲気のうちに植樹式は終了しました。
では次回は、今回トルコから鳩山会館に寄贈されたバラの故郷、トルコの西地中海地方をご紹介します。(協力:トルコ共和国大使館・文化広報参事官室/鳩山会館)
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