ひがし北海道でサステナブルな旅をする10 のヒント
北海道に６つある国⽴公園のうち３つを擁し、世界遺産、流氷などの観光資源に恵まれた道東。「ひがし北海道⾃然美の道DMO」が始動した、北欧をモデルにしたサステナブルツーリズムのプロモーションは、「すでに出来ているコンテンツの再発⾒」と「旅⾏者からの共感獲得とマーケティング」が柱としており、独⾃路線を進む戦略を取ることで他地域と差別化を図るともに、環境だけでなく経済、⽂化、社会⾯への影響も考慮したホリスティックなアプローチを重視している。
神秘の湖「摩周湖」
画像提供：ひがし北海道⾃然美の道DMO
ひがし北海道⾃然美の道DMOでは、地域内の⾃治体や事業者などとタウンーティングでヒアリングを重ね、各地の状況を把握するとともに、各地のサステナブルツーリズムへの理解を深めるため、2022年12⽉7⽇には「《Beyond COVID-19 toward 2030》 ひがし北海道SUSTAINABLE 〜 sustainableによる地域観光体制を考える」と題したシンポジウムを開催。その情報発信の第1弾として「ひがし北海道でサステナブルな旅をする10のヒント」を発表した。
釧路川源流のカヌーツアー
画像提供：ひがし北海道⾃然美の道DMO
以下に紹介する「10のヒント」は、旅⾏者からサステナブルを通して共感を得ること⽬的としている。今後は「トラベルラボ」「ひがし北海道スタイル#⼥⼦旅」「ひがし北海道 旅広場」など、様々な媒体を通じて露出を図っていく方針だという。
⾃然に寄り添い、⾃然から学び、⾃然をRespectする
こんな⾵⼟を感じる旅したい⼈へのメッセージ
こんな⾵⼟を感じる旅したい⼈へのメッセージ
１. ハイシーズンを避け、ひがし北海道の四季を楽しむ
真夏に集中しがちな北海道観光だが、激しく季節が移ろうひがし北海道では、少し時期をずらすだけで前の季節の名残や、次の季節の兆しが感じられ、その魅⼒も倍増する。また、混雑も避けられ、⾃然への負荷を減らすことができる。
２. ひがし北海道は想像よりも⼤きい だからあえて⻑期間滞在にチャレンジ
まずは短期間でも、その次の滞在日数を1⽇でも⻑くしてみると、新たな発⾒との出会いや、地元の人々との交流が生まれたり、地域との関係が限りなく膨らんでいく。
３. 不便でも、できるだけ公共交通機関を利⽤
エクスプレスバスをはじめ、やさしい交通を⽬指し⼯夫をしている各交通機関。ロスタイムも当地らしさが活かせる。
４. 地元ライフスタイル、とりわけアイヌ⽂化などの伝統を⾒直してみる
長年、⾃然に寄り添って育まれてきた地域⽂化。そこから様々なストーリーが学べるだけでなく、その伝統を育んだ土地への畏敬の念も膨らんでくる。
５. ⾷材の宝庫、ひがし北海道の⾷に親しむ
驚くほど⾷材に恵まれているひがし北海道。町から町へと移動の際に目に映る景色が、その豊富な食材を育んでいる。
６. 世界遺産、国⽴公園、流氷、湿原 ⾃然の中では責任を持って楽しむ
何百年もかかって出来上がった⾃然は、カムイが創り上げた奇跡。その感動を意識して、未来へとつなげよう。
７. サステナブルの歴史に触れてみる
ひがし北海道は、実は世界有数のサステナブルな地域。100年以上も前に始まった動きもあり、過去から現在、そして未来と⾒渡していくとワクワクしてくるに違いない。
８. マイボトルを携帯して、ひがし北海道⾃慢の⽔道⽔を飲む
⼈間の⺟体であると同時に、⾃然の原点でもある「水」。⽇本は、世界的にも珍しい全国どこでも⽣⽔が飲める国だが、きれいで美味しい、ひがし北海道の水は、⾃然からの贈り物。
９. 地元のデザインや⼯芸品をお⼟産にする
もはやお⼟産品は通販でも買えるが、現地でしか手に入らない⾵⼟や⽂化に根差した⼯芸品や、そこに潜むストーリーも心のお⼟産として。
10. 各地域ならではサステナブルを楽しもう
「ひがし北海道でサステナブルな旅をする10 のヒント」に続き、今後は各地域の⾵⼟にあわせたアレンジ版も発表予定。各地域ならではの、さらに⾵⼟に寄り添った「サステナブルな旅」を楽しんでみよう！
⾃然の中では責任を持って楽しもう！
画像提供：ひがし北海道⾃然美の道DMO
ひがし北海道SUSTAINABLE
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