フランス、閉じられた公共空間でのマスク着用を義務化

2020年08月07日 掲載

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今回の措置の対象となる<閉じられた公共空間>とは、特に駅、空港、公共交通、レストラン、カフェ、バー、ホテルをはじめ、集団宿泊施設、美術館・博物館、商店、役所、銀行、屋内市場、図書館、信仰関連施設、屋内のスポーツ施設を指す。対象となる施設を網羅したリストは、フランス政府の連帯・保健省のウェブサイト(仏語)上に記載されている。



ウィルス蔓延が深刻な地域からの入国コントロールを強化

新型コロナウィルス蔓延への対策のため、フランスは2020年7月25日より国境での入国コントロールを強化している。フランスではウィルス蔓延が深刻な16ヶ国をリストアップし、その国から渡航する人は出発前または到着時に行われるPCR検査の結果で陰性が得られない場合、入国が認められない。

  • 対象となる16ヶ国:南アフリカ、アルジェリア、バーレーン、ブラジル、アラブ首長国連邦、アメリカ合衆国、インド、イスラエル、クウェート、マダガスカル、オマーン、パナマ、ペルー、カタール、セルビア、トルコ

  • アラブ首長国連邦、パナマ、バーレーンからの渡航は、出発72時間前のPCR検査が必須(航空機の搭乗前のテストで陰性が証明されない渡航者は、搭乗が拒否される)

  • リスト上のその他の国に関しては、到着後飛行機を降りた直後にPCR検査を受ける必要がある

  • ウィルス蔓延が深刻な国からの移動でフランス国土への入国が可能となるのは、主にフランス自国民の外国居留者やフランスに居住する者など、特例が認められた場合に限られる

新型コロナウィルスに関するフランス政府によるリアルタイム情報は、以下のウェブサイトを参照。

Informations Coronavirus - Liberté, Égalité, Fraternité

ウェブサイト

https://www.gouvernement.fr (英語)

情報提供:フランス観光開発機構


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