ルクセンブルク・フォー・ツーリズム、「感動の体験」をテーマにしたセミナーを開催
フランス、ベルギー、ドイツと国境を接するルクセンブルクは、世界唯一の大公国。3つのユネスコ世界遺産を有し、壮大な古城や牧歌的な風景、そして美食の国としての側面を持つ。日本の国交樹立90周年を迎えた2017年秋には、ルクセンブルグ大公同妃両殿下が国賓として招かれ、これを機に両国は経済やツーリズムにおいての交流を深めている。
ルクセンブルク・フォー・ツーリズムは、昨年に引き続き9月に東京ビックサイトで開催された「ツーリズムEXPOジャパン2018」へ出展。これに合わせて現地から使節団の使節団が来日し、駐日ルクセンブルク大公国大使館において『感動の体験をルクセンブルクで』をテーマにした業界向けセミナーとネットワーキングレセプションを開催した。
セミナーでは、ブリュッセルやストラスブールとともにルクセンブルクは欧州連合(EU)の主要都市となっていることから、欧州域内のどの都市からもアクセスが良く、また3つのユネスコ世界遺産をはじめ、美しい古城や城塞、アルデンヌの森に象徴される街をつつみこむような豊かな自然、そして4年に1度の「食のワールドカップ」が開催される美食の国であることをアピール。また、充実したショッピングスポットもあり、女子旅で立ち寄りたいオシャレなショップやお勧めのお土産品なども紹介した。
また、同国が2018年4月から6月まで TOKYO MX などで放送されたテレビアニメ『多田くんは恋をしない』の舞台に「ラルセンブルク」として登場したことから、今回は同作品の監督を務めた山崎みつえさんと、構成作家の中村能子さんをスペシャルゲストに招いてトークショーを行い、物語の舞台としてルクセンブルクが選ばれた理由やロケでの裏話が披露された。
セミナーの後に行われたネットワーキングでは、ルクセンブルクのワインとともに、ミシュラン星付きシェフのファバロ氏が監修したかわいらしい料理が来場者に振舞われた。昨年の秋、大公殿下の来日と合わせて日本橋のハマハウスに期間限定でルクセンブルクカフェがオープンしたが、2018年も11月にも1周年を記念したイベントが予定されているというので、出かけてみてはいかがだろうか。