駐日スペイン大使館で「パブロ・ピカソの陶芸展」開催中
駐日スペイン大使館(東京都港区)で現在、20世紀の芸術に大きな足跡を残した画家パブロ・ピカソ(1881―1973)の陶芸展が開催されている。
スペインのアンダルシア地方のマラガで生まれたピカソが、本格的に陶芸を始めたのは、晩年に南仏のヴァロリスに移り住んでからのこと。旺盛な創作意欲を示し、そこで短期間に3,000点以上の陶芸作品を残している。
ピカソは、マドゥラ工房で名陶工ジュール・アガールといったの職人らの協力の下、陶芸の伝統を継承しつつ、そこに彫刻と絵画を融合したような新たなアイディアを加味していった。そして、ピカソの個性溢れる陶器が生み出されていった。
今回の「パブロ・ピカソの陶芸展」では、東京・青山の老舗洋菓子メーカー『ヨックモック』の会長である藤縄利康氏が所蔵する500点にもおよぶコレクションの中から、選りすぐりの30点が集められている。開館は3月13日(金)までの土日、祝日を除く毎日。入場無料。
Exposición de Cerámicas de Pablo Picasso
会期 |
2015年2月16日~3月13日 |
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時間 |
月~金 10:00~17:00 (金のみ ~15:00) |
休館日 |
土・日・祝日 |
場所 |
駐日スペイン大使館 |
入館料 |
無料 |
ウェブサイト |
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