渋谷で「16世紀の天才 マトゥラークチュ・ナスーフ展」がスタート!

2016年09月01日 掲載

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マトゥラークチュ・ナスーフ美術展


渋谷区文化総合センター大和田の2階にあるイベントスペースで、東方のレオナルド・ダヴィンチと謳われる16世紀の天才、マトゥラークチュ・ナスーフの展覧会が、本日9月1日にオープンした。

これはトルコ共和国大統領府の後援を受け、イスタンブル文化芸術協会(İKASD)が企画した展覧会で、日本はサラエボ、ベオグラード、2015年にアンタルヤで行われた「G20」、イスタンブール、そしてウィーンに次いでの開催。マトゥラークチュ・ナスーフが描いた作品を通じ、16世紀オスマン帝国の芸術や年代記、政治への理解が深められる絶好の機会となっている。


式典テープカット

オープニングセレモニーで行われたテープカットの様子



ベステ・ギュルス氏監修、ナッカーシュ・セヴィム・エルソイ氏指揮の下で行われている同展では、マトゥラークチュ・ナスーフの2著作『イラク遠征宿営記』と『シクロシュ、エステルゴンとイストル-ベルグラード征服の歴史』から選ばれた、オスマン帝国の中東およびヨーロッパ遠征時の様子を描いた都市地図を、12人の女性芸術家がタイル上に描いた作品に合わせ、マトゥラークチュの詩編を表したディーヴァーニー書体のハット(カリグラフィ)、さらにマトゥラークチュの秀作をモダンアートの解釈でカンバスで表現した、計41作品が鑑賞が展示されている。


展示スペース

計41の展示作品を通じて、オスマン帝国遠征軍の行程をたどることができる。



会期は2016年9月8日まで。9月5日の18時30分からはセンター6階にある伝承ホールにて、シナン・ゲニム氏による「マトゥラークチュ・ナスーフと彼の描いた地図」をテーマとする講演会と、トルコ文観光省芸術総局イスタンブルトルコ音楽研究演奏グループによる「16世紀トルコ音楽」の演奏が予定されている。(取材協力:駐日トルコ共和国大使館)

The 16th Century Genius Matrakçı Nasuh, Tokyo

会期

2016年9月1~8日

場所

渋谷区文化総合センター大和田 2F (東京)

入場料

無料

ウェブサイト

http://www.matrakcinasuh.com

企画

イスタンブール文化芸術協会(İKASD)

後援

トルコ総理府宣伝広告基金、トルコ外務省、トルコ文化観光省、トルコユネスコ協会国家委員会、トルコ・ツーリング・オートモービル・クラブ、トルコ電信電話会社、デイリー・サバフ新聞、A ハベル新聞、サバフ新聞、アート・アンド・ライフ・プロダクション、『人間と芸術』誌、CC翻訳社、グローバル通信パートナーのアナトリア通信


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