トルコで「ナイトミュージアム」~ 全国27の歴史的名所を夜間公開

エフェソス古代都市 ナイトミュージアム
画像提供:トルコ共和国大使館 文化観光局
夜間にトルコ各地の貴重な文化遺産を楽しめる画期的な取り組みとして、トルコ共和国文化観光省が「ナイト・ミュージアムズ・プロジェクト」を推進。初開催となった2024年は、約39万5,000人を動員。イズミルにある「エフェソス遺跡」や、デニズリ・パムッカレの「ヒエラポリス」など、トルコ国内屈指の文化財が舞台に、大きな反響を呼んだ。
2025年はプロジェクトをさらに拡大。イスタンブールのシンボルである「ガラタ塔」や、息を呑むようなカッパドキアの考古遺跡と地下都市なども加わり、今シーズンは全国27ヶ所の歴史的スポットでライトアップが行われている。夜の観光名所として新たな魅力を放つ。

「ナイト・ミュージアムズ・プロジェクト」開催マップ
画像提供:トルコ共和国大使館 文化観光局
また、本プロジェクトの一環として、イスタンブールおよびアンカラにある代表的な文化施設が開館時間を延長。夜間の延長開館が実施されます。閉鎖エリア除く「イスタンブル考古学博物館」「アヤソフィア歴史・体験博物館」「トルコ・イスラム美術博物館」は、22時まで開館している。さらに「ガラタ塔」は、23時までの見学できる。
一方、首都アンカラでは、ヒッタイト、ウラルトゥ、フリギアなど古代文明の貴重な遺物を収蔵する「アナトリア文明博物館」と、建国の父ムスタファ・ケマル・アタテュルクの最初の安置所である「民族学博物館」が、21時まで開館。夜でも歴史散策が楽しめる。
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