ロサンゼルス国際空港が自動入国審査端末を導入
ロサンゼルス国際空港のトム・ブラッドレー国際線ターミナルに、40台の自動入国審査端末(Automated Passport Control) が新たに設置された。これにより海外から同ターミナルに到着した旅行者の入国審査がスピードアップする。海外から到着した米国人およびカナダ人、ならびに米国税関・国境取締局(CBP)の電子渡航認証システム(ESTA)プログラムに申請済みの38ヶ国、ビザ免除国からの渡航者がこの新端末を利用でき、日本人もその対象となっている。
家族グループを含む海外旅行者は、APC端末を利用して税関申告書と入国カードを電子的に提出することによりCBP係官による審査時間を短縮。APC端末では、日本語を含む13ヶ国語の言語を選択でき、旅行者は説明ガイドに従ってパスポートの読み取り、端末を使った写真撮影、質問項目への回答、指紋採取(外国人旅客者)の手続きを行う。その後、情報が採取された確認のレシートを受け取った後、CBP係官のもとに進んで入国手続きが完了する。手続きの所要時間は1人あたり約90秒、3人家族なら約4分が目安となっている。
Los Angeles International Airport
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