デンバーでビールの醸造所めぐりを楽しむ
Denver's Beer Culture （配信元：VISIT DENVER/YouTube）
近年人気のクラフトビール。それに伴い、海外のクラフトビールに対する関心の高まりを受け、デンバー観光局は「デンバー ビア トレイル」の日本語ウェブサイトを開設し、デンバー市中心部および周辺エリアにある20軒のビール醸造所の特色や個性的なビール、所在エリアなどを紹介している。
ロッキー山脈の伏流水に恵まれたコロラド州では、ビール生産が盛んに行われている。「バドワイザー」や「クアーズ」といったメジャーブランドの醸造工場に加え、約300のクラフトビールのブルワリーが点在。全米一のビール生産量を誇っている。
中でも州都のデンバーは、市内だけでも50にもおよぶ醸造所が軒を連ね、近隣の市を合わせたデンバー都市圏においては、その数100を超える全米屈指のビールシティとしての地位を確立している（数字はいずれも2016年3月現在）。毎日200種類以上のビールが造られているデンバーは、「ビールのナパバレー」とも呼ばれている。
「デンバー ビア トレイル」では、デンバー観光局とコロラド醸造所組合などの関係団体による協議の結果選ばれた醸造所を紹介。単に新しいという訳ではなく、知名度の高さ、新たなトレンド、ビールの種類の幅広さ、雰囲気、ロケーションなどを基準に精選された。そうした情報は、デンバーにある観光案内所や紹介されている各醸造所で配布されている、冊子（英語版／パスポートサイズ）からも入手できる。デンバーのビール文化については こちら も参照。
醸造所巡りは徒歩だけでなく、16番街ショッピングモールを巡回する無料のシャトルバス、市内各地を結ぶバスや路面電車を利用すると、さらにアクセスの範囲が広がる。
時間が限られている時や、地図で行き方を確認するのが手間な場合は、効率良く複数の醸造所へと案内してくれるツアーの利用も選択肢の一つとなる。代表的なツアーは以下の通り。
デンバービアトレイルのブルワリーで飲めるビール (C) VISIT DENVER
デンバー・マイクロブルーツアー （Denver Microbrew Tour）
「LoDo（Lower Downtown）ルート」と「RiNo（River North）ルート」の2種類のウォーキングツアーを提供。「LoDo」は、デンバーの歴史などが織り交ぜられたツアーで、もう一方の「RiNo」は近年注目を浴びるデンバーの新たなアートの発信地である「RiNo 地区」を訪れ、クラフトビールのテイスティングと共にストリートアートを鑑賞する。コロラド・ブルワリーバス （Colorado Brewery Bus）
デンバー市内のブルワリーを、バスで巡るツアー。週末には、フォートコリンズやボルダーの醸造所ツアーも催行している。デンバー・ブルーズクルーズ （Denver Brews Cruise）
ミニバンで、デンバーのダウンタウンにある3つのブルワリーを訪れる。Denver Beer Trail
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（動画はイメージです）