「マウイ島西部 山火事救援金」が総額1億4,734万4,381円に ハワイコミュニティ財団から感謝状を授与
ハワイ州観光局 日本支局はマウイ島西部の山火事災害の被災地支援のため、日本円で決済することができる「マウイ島西部 山火事救援金」受付サイトを2023年8月17日から9月30日まで開設し、2023年末まで法人・団体からの救援金を受付けていたが、その救援金の総額が1億4,734万4,381円に達し、2024年2月28日にハワイコミュニティ財団が運営する「マウイストロング基金」へ全額送金したことを報告した。
これを受け、去る3月22日付にはハワイコミュニティ財団の上級副社長兼最高管理責任者 ウォレス・チン氏、ドナーサービス・ディレクター ジョアン・ワタセ・ヤン氏より感謝状が授与された。その中には緊急対応活動の最前線にいる地域団体に補助金を素早く提供し、被災者の生活支援や被災地域の長期的な復興と再建に役立つこと、また困難な時期に希望の光として勇気づけられたことに触れ、協力関係各社に向けた感謝の言葉が記されてる。
ハワイ州観光局 日本支局のミツエ・ヴァーレイ局長は、「私たちの想像をはるかに超えた多くの日本の皆さまからのご支援に感謝の気持ちでいっぱいです。多くの皆さまの心の中にハワイが存在し、山火事の惨事に心を痛め、1日も早い復興と再建を願っていただいていることを感じました。ハワイ州観光局としましても、マウイ島の復興状況や再建が今後どのように進んでいくのか、新しい情報が入り次第、ハワイ州観光局の公式サイトを通して皆さまにお伝えしてまいります」と述べている。
ハワイ州観光局によるとマウイ島は現在、災害前の8割程度まで観光客数が回復。1月にはカパルアゴルフ プランテーションコースでセントリー・トーナメント・オブ・チャンピオンズ2024も開催されるなど、観光地は多くの人々で賑わいを見せているという。
大規模火災に見舞われたラハイナについては、地元住民とも協議し、かつてハワイ王国の首都だったラハイナの歴史や文化的な要素も取り入れながら慎重に復興計画を立てていくため、長期的な支援が必要としている。ラハイナの復興計画の詳細は、今後少しずつ発表されると見られている。
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