今夏、NYに4つの人工の丘「ザ・ヒルズ」がオープン
マンハッタンの南端、ニューヨーク港に浮かぶ約70万平方メートルの島ガバナーズ・アイランドの開発を担当するザ・トラスト(The Trust for Governors Island)が、現在工事を進めている「ザ・ヒルズ」を今年7月19日にオープンする。
マンハッタンからフェリーを利用して5分で到着するガバナーズ・アイランドは、緑豊かな人口の丘を有するパークだ。過去には沿岸警備隊が使用していたが、州の管理となった後の2003年に、市の管轄下での開発が決定。市民の憩いの場として開放するためにパブリックアート作品を誘致し、公園が整備された。その結果、夏場のみ開放される公園として人々に親しまれるようになり、2003年に年間8,000人だった訪問者の数は、2015年は4ヶ月で45万人が訪れるほどにまで人気の観光スポットとなった。
島にこの夏オープンする4つの丘を配した「ザ・ヒルズ」には、同地に建設された建物の廃材などを活用して緑豊かな人工の丘を築くもので、その中でも高さ20メートル(ビル6階相当)を誇る「アウトルック・ヒル」がハイライトとなる。頂上からは360度に広がるマンハッタンやブルックリン、自由の女神が一望できることから、夏のニューヨークの新たな目玉となると見込まれている。
- グラッシ―・ヒル
草原を配したスロープ - スライド・ヒル
市内最長(12メートル)を誇る滑り台(スライダー)がある - ディスカバリー・ヒル
レイチェル・ホワイトレッドの作品「キャビン」をフィーチャーした高さ12メートルの丘 - アウトルック・ヒル
マンハッタン、ブルックリンからジャージー・シティまで、自由の女神やニューヨーク港が一望できる絶景ポイント
Governors Island
開催日 |
2016年5月28日~9月25日 |
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時間 |
10:00~18:00 (土・日・祝のみ ~19:00) |
ウェブサイト |