シアトルからも多数ノミネート!料理界のオスカー賞「ジェームズ・ビアード」
シカゴにて来る5月1日に最優秀賞が発表される料理業界のオスカー「ジェームズ・ビアード賞」に、2017年度もシアトル・ワシントン州からも多くのシェフやレストランがノミネートされている。
この賞を授与するジェームズ・ビアード財団は、アメリカの料理界の発展に大きく貢献したオレゴン州ポートランド生まれのジェームズ・ビアード氏(1903-1985)の名を冠して設立された財団。アメリカにおける料理界の発展・継承を目的に、様々なイベントや奨学金制度を実施している。
ワシントン州からノミネートされたシェフ、レストランなど
- ベスト・ニュー・レストラン
- ノー・アンカー
- アッパー・バー・フェルディナンド
- Evan Andres (コロンビア・シティ・ベーカリー)
- キャノン
- Matt Dillon (シトカ&スプルース)
- Blaine Wetzel (ウィローズ・イン・オン・ラミ・アイランド)
- カフェ・ジュアニータ (Kirkland)
- Ethan Stowell (イーサン・ストーウェル・レストラン )
- キャンリス
- ワイルド・ジンジャー
- Wayne Carpenter, スカジット・バレー・マルティング, バーリントン)
- Jay Blackinton (ホッグストーンズ・ウッド・オーブン/オルカ島)
- Maximillian Petty (エデンヒル )
- Brady Williams (キャンリス)
- Eric Donnelly (ロッククリーク)
- Mike Easton (イル・コルボ)
- Edouardo Jordan (サラール)
- Kotaro Kumita (ワタル/日本人シェフでは、シアトルのラベンナ地域に2015年、「Sushi Wataru」をオープンした寿司職人の汲田航太郎氏)
- Nathan Lockwood (アルチューラ)
- Shaun McCrain (コパイン)
- Rachel Yang and Seif Chirchi (ジュール)
優秀パン職人
優秀バー・プログラム
優秀シェフ
優秀レストラン
優秀レストラン経営者
優秀ワイン・プログラム
優秀ワイン・スピリット類・ピールプロフェッショナル
ライジングスター・シェフ・オブ・ザ・イヤー
ベストシェフ
3月に上記ノミネートリストからさらに厳選され、ワシントン州からの以下の4名がファイナリストに名を連ねている。
※ファイナリストのフルリストはこちら
ファイナリストのレストラン
キャンリス
2017年のジェームズ・ビアード賞の2つの部門(優秀ワイン・プログラムとライジングスター・シェフ)のファイナリストである「キャンリス」は、シアトルにある名店中の名店。ビルゲイツなど、多くのセレブが愛して止まないレストランだ。
創業は1950年。60年以上の歴史を持つファミリー経営の老舗高級レストランでありながら、常に新たなものを取り入れた斬新なメニューは、常連客を決して飽きさせることはない。
オーナーのマーク・キャンリス氏は親日家で、アメリカでアメリカ産ビーフを和牛スタイルで最初に提供した米国初のレストランと言われ、またアメリカで和牛を使った店でもある。店はディナー営業のみ。
Canlis
営業時間 | 月~金 17:30~ 土 17:00~ |
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定休日 | 日曜、祝日 (メモリアル・デー、独立記念日、レイバー・デー、感謝祭、クリスマス)、1月1~6日 |
住所 | 2576 Aurora Avenue North, Seattle WA 98109 |
ウェブサイト |
アッパー・バー・フェルディナンド
キャピトル・ヒルのチョップハウス・ローにオープンした新しいレストランバー。オリジナル店のバー・フェルディナンド同様、ワインのセレクションにこだわっている。
この店で楽しみたいのが、ワインと料理のペアリング。オープンキッチンで調理されたエイジド・ビーフを、新鮮な野菜などの味にマッチしたワインを提供している。
Upper Bar Ferdinand
ウェブサイト |
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The 2017 James Beard Awards
ファイナル |
2017年5月1日 |
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開催地 |
シカゴ |
ウェブサイト |
(写真はイメージです)