2019年12月、NZのグレート・ウォークに新コース「パパロア・トラック」がオープン

2019年08月08日 掲載

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「グレート・ウォーク」とは、ニュージーランド環境保全省が、特に素晴らしい景観や歴史を持ち、国を代表するトラックとして認定するコースのこと。「パパロア・トラック」は、その10番目のグレート・ウォークで、トレッキングはもちろん、グレート・ウォーク初のマウンテンバイクで走行(経験者向け/アドバンスドグレード4)できるコースとなる。


Paparoa Track 01

新たに完成した「パパロア・トラック」 © Stewart Nimmo



マオリ語で「長い場所」を意味するこの「パパロア・トラック」の全長は55キロ。荒削りの自然が残る南島の西岸にあり、ポロラリ・リバーの渓谷や迫り来る石灰岩の崖、緑豊かな熱帯雨林などを眺めながら、3日間かけてニュージーランドの美しい自然と歴史に出会える。トラックは「Pike 29 メモリアルトラック」とつながっている。

38,000ヘクタールの広さを誇るパパロア国立公園では、パパロア野生動物保護基金がニュージーランド環境保全省と協力し、絶滅が危惧される希少種の保護に努めている。12.5ヘクタールのキーウィの保護施設を敷地内に有し、マオリ語で「ロロア」と呼ばれるオオマダラキーウィの鳴き声を耳にしたり、姿を見かけたりできるかも知れない。


Paparoa Track 02

ムーンライト・トップス・ハットの目の前に広がる素晴らしい景色
© Neil Silverwood



「パパロア・トラック」の最寄駅は、南島の北西部にあるグレイマウス。クライストチャーチから風光明媚なトランツアルパイン鉄道で南アルプスを抜け、グレイマウス駅で下車。そこからトラックの始点となるブラックボールは、距離にしておよそ24キロ(車で約25分)、終点のプナカイキまでは45キロほど(約40分)の場所にある。

グレイマウスとウェストポートを結ぶ道は「グレートコースト・ロード」として知られ、観光ガイドのロンリープラネットの世界10大海岸ドライブランキングの一つに選ばれている。約90分のドライブコースも、ニュージーランドの美しい自然に出会えるコースとしてお勧めである。

Paparoa Track

オープン

2019年12月1日(予定)

所要日程

3日間ほど


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