鉄道で巡るゲーテ街道

更新日 : 2014年07月01日

このエントリーをはてなブックマークに追加
はてなブックマーク - 鉄道で巡るゲーテ街道
Share on Facebook
Post to Google Buzz
Bookmark this on Yahoo Bookmark
Bookmark this on Livedoor Clip
Share on FriendFeed


ドイツが世界に誇る高速鉄道「ICE」で、自由に旅をカスタマイズ

ICEの1等車

快適空間が広がるICEの1等車

ドイツ各地をまんべんなく結んでいるドイツの鉄道網。しかも哲学を感じさせる洗練された設備に加え、ヨーロッパで最も優れた技術と快適性を備えた高速鉄道のICE(インターシティ・エクスプレス)が主要32都市に乗り入れており、そこを起点にすれば小さな町へも手軽に素早く移動することができる。
そのため鉄道を利用することで、旅の目的や滞在期間に応じた様々な旅がカスタマイズできる。しかも「ジャーマンレイルパス」を利用すれば、最高時速300キロで走るこのICEにも乗り放題というわけだ。

また、一部のICEには運転席後方に展望席があり、そこからは通常の座席とは異なる車窓が楽しめる他、子供向けコンパートメントには小さなプレイエリアが設けられている。車内のアナウンスもドイツ語と英語で対応。日本の新幹線のように次の停車駅も文字で電光表示されることから、ヨーロッパの鉄道旅行に不慣れな外国人であっても、不安を感じる要素はこれといって見当たらない。そう、日本にいるような感覚で利用すれば良いのだ。

ICEの1等車の利用客はベルリン、ハンブルク、ミュンヘンにあるDBラウンジが利用可能。このラウンジでは新聞や雑誌が閲覧できる他、ドリンクやインターネットアクセスの無料サービスを行っている。また、1等車の車内でもWi-Fiのサービスや、有料だがドリンクやスナックをオーダーして座席まで届けてもらうことができる。


日祝もOK!国鉄の中央駅でショッピング

ライプツィヒ中央駅

ライプツィヒ中央駅にも商業施設が併設

新幹線が停車するJR東京駅や品川駅をはじめ、地下鉄の「Echika」など、首都圏を中心に近年日本でもその数が増え続けている駅構内の商業施設。実はドイツの主要駅でも同様の動きが見られ、各地の中央駅の構内には飲食店やスーパー、書店、薬局、衣料品やファッション・アイテムを取り扱うお店などが営業している。中には電子機器を取り扱っている店舗もあったりする。もちろん、ATMもある。

ドイツの街中にある店舗は平日でも夕方6時を回ると閉まりはじめ、カフェなどの飲食店を除き日曜と祝日は完全休業。もちろん、日本のような24時間営業のようなコンビニなど存在しない。ドイツのこの商売気のなさには、毎度のことながら驚かされる。

そうした中で重宝するのが、駅構内にあるショッピング施設だ。全てではないようだが、一部の店舗は日曜と祝日の営業が認められ、平日も朝8時頃から夜10時近くまで営業しているので、ちょっとした買い物にも便利である。
ドイツの駅構内はバリアフリー化され、ホーム階と商業施設のフロアを結ぶエスカレーターやエレベーターも完備されていることから、スーツケースを持ったままでもちょっとした買い物が楽しめる。

ドイツ鉄道ミニ情報

前へ 1 2




このページの先頭へ