アドリア・アルペンの旅 ~クロアチアからスロヴェニアへ
新生スロヴェニア共和国の首都。人口は新しいガイド・ブックを開くたびにその数が増え、今や35万人。過去25年間に2倍になったと言われている。

市庁舎、アンドレア・ポッゾが手掛けた大聖堂、市場などが見所で、背後にあるお城がこの街を見おろしている。
この街はハプスブルク帝国の一部であった頃には、ウィーンからグラーツを経てトリエステへ行く街道沿いにあり、ウィーンの文化がすぐに伝わる位置にあった。またナポレオンがつくったイタリア諸州と呼ばれるフランスの直轄領の首都だったこともある。
この地の名産に”シポン”という白ぶどう酒があるが、この名はフランス人がこのワインを”セ・ボン、セ・ボン”と言って飲んだことに由来するとの言い伝えもある。

なお旅行にガイド・ブックはつきものだが、「地球の歩き方ー中央ヨーロッパ」の249頁(1995年2月発行)リュウブリヤアナの地図の市庁舎の位置は、違っているので注意。
ホテルは三本橋から駅に向かって50m位の左側にあるホリデイ・インが、この街のナンバー1ホテルだが、その手前のグランド・ホテル・ユニオンが$100前後の料金で、部屋も清潔でお勧め。